押さえておきたいチェックポイント
お部屋探しで失敗しないように。
● [お部屋全体]
もっとも長い時間を過ごすお部屋。ちょっとした見落としで居心地が悪くなってしまうので、しっかりチェックしておきましょう。
その1:お部屋の形
部屋が細長い場合は、設置する家具選びをよく考え、家具の置き過ぎで通路しかなくなるなんて事も発生しがちです。現地見学のとき、何もない部屋は広く見えるものです。家具を置いた状態をイメージしながらお部屋の広さや形を、日常をシミュレーションしてよく考えて確認しましょう。
その2:1Roomの特徴を把握する
1K等と比べたとき、同じ面積なら開放感があり、広く感じるのはワンルームの方です。しかし、料理やタバコの煙などが部屋中に充満するといった場合もあります。また、服を出しっぱなしにしておくと、ニオイもつきやすいのもしかり。間取りを選ぶ場合はメリットとデメリットの見極めが肝心です。ワンルームだけど窓も付いていて風とおりが良い等、自分の生活に合せて良い間取り選択をしましょう。
その3:ロフトの場合も考えて選ぶ
ロフトをベッドスペースにしようと思ったけど、ロフトのハシゴがぐらぐらして怖い。酔っぱらって帰ってきたときや、朝寝ぼけているときは、落ちそうで油断できない、ロフトのハシゴを上がった途端、空気がモア〜となり、エアコンも届かない等、様々なシチュエーションによって使い勝手も変ってきます。見学時点で、ハシゴを実際に上り下りしてみるだけでなく、どういったタイプが自分に合ってるのかを見極めてお部屋を選びましょう。
その3:お料理したい人はキッチンも念入りにチェック
料理をしようと1Kや独立キッチンのタイプを選ぶ方も多いですが、キッチン部分に窓があるか、またエアコンが届く範囲なのかなど、よく考えて選びましょう。昼間でも暗いく、風がほとんど通らない、夏に火を使うと汗だくになるなどといった事も出てきます。特にキッチンは季節時も視野に入れ念入りにチェックしたいものです。
その4:クローゼットの扉も考えて
大きなクローゼットが付いているのは嬉しい限り。でも扉の事もよく考えて選ばないと、前に開くタイプの扉でお部屋自体も狭い場合などは、ベッドを置くと扉が開かなくなって物を出し入れしにくい等の問題も出てきます。家具の置き場所をイメージするときは、ドアや収納扉などの開閉スペース、通路になる部分にかからないかもちゃんとチェックしておきましょう。
その5:人気のメゾネットタイプ
今大変人気なのが、1階、2階と分かれたメゾネットタイプ。メゾネットにも色々と種類があり、1階に水回りが設置してある、または、2階にとタイプは様々。マンションなのに戸建て感覚という素敵なイメージの一方、フラットでない分階段の上り下りが面倒だという場合も。入居前にこういった事も視野にいれてお部屋のタイプを選ぶ様にしたいものです。
その6:ドアの数が多い
風呂、トイレ、独立キッチンなどドアで仕切ってある分、プライベートが守られ使い勝手が良さそうに見えますが、以外とドアが多過ぎると不便な面も出てきます。どこかに行くたびに何枚もドアを開け閉めしなければいけないなど、間取図をしっかり見たうえで、現地では自分の足で実際に部屋の中を歩き回って、住み心地を確認してみましょう。
その7:コンセントの数
コンセントの数が少なく、家具や家電を置きたい場所の壁にはないので、思ったとおりにレイアウトできない。といった問題も発生しがちです。無理やりタコ足配線にしては、火事などの原因を引き起こすので危ないです。入居前に実際自分の持っている家電などをシミュレーションし、コンセントの位置や数が生活に見合っているか確認しておきましょう。
その8:よく過ごす場所に窓がない
実際に暮らしてみると、よく居るリビングに窓がなく暗くて夏は暑い。などの問題が発生しがちです。お部屋を決める前に、間取りを見ながら、どの部屋でどう過ごすのか考えてみましょう。過ごす時間が長いお部屋の窓や日当り、エアコンも要チェックです。
その9:自分のライフスタイルを見極めて
部屋が変わればライフスタイルも変わる、と期待しすぎてはダメ。自分の暮らし方をよく考えて部屋を選びたいものです。食事する部屋と寝る部屋は別にしたほうがケジメのある暮らしができそうだと思って、部屋選びをしてみても、実際に自分が向いているのかどうかを判断しておかないと、あとあと面倒くさいことになりがちです。自分の性格やライフスタイルをよく考えてみましょう。
その10:面積だけでは分からない間取りの死角
面積などのデータも大事ですが、実際の使いやすさはもっと大事です。面積が広いから必ずも広く感じるとは限りません。面積が広くてもそれはバス・トイレの通路も入れての広さとなっているため、実際に入居してみたら、以外と使い勝手が悪く、思ったよりもお部屋が狭いなんて事もあります。現地では家具の置き場所もイメージし、どの部屋がどれだけの広さかを確認しておきましょう。
その11:天井も高くて開放的でも。。。
天井が高い場合、掃除や照明器具の交換などのしやすさも確認をしておきましょう。窓が大きい場合も、カーテンを特注しないとダメだったり、掃除が大変なので注意しましょう。
その12:柱や梁のチェックも忘れずに
柱や梁には要注意です。梁がある場合は、高い家具が置けないことがあるのでしっかりメジャーで測って検討しましょう。使いこなせないスペースはもったいないので、見学時には何を置くのかなど実生活をイメージして、お部屋を測ると良いでしょう。
その13:窓が多く開放感は抜群、でも。。。
部屋への出入り口、バルコニーなどに出る掃き出し窓等、窓が多いとその分閃光もあり、開放感もでますが、そういった場所や収納の扉の前などには家具を寄せて置けないので、入居してから配置する場所がなくて困ったという事になりがちです。現地を見学した際に家具を配置できるか、また、カーテンはどういった付け方ができるかなどのチェックをしましょう。