賃貸初心者向け!失敗しないお申し込み・契約方法
これでバッチリ安心賃貸契約!
● [お申し込み・入居審査について]
勤務先についての情報、連帯保証人の連絡先等、申し込みに必要な情報を揃えておくと入居審査もスムーズに。
その1:必要な情報や書類は事前に確認しておく
住みたい部屋が決まったら、できるだけ間をおかずに不動産会社に借りる意思を伝え、申込書に必要事項を記入しましょう。必要な情報、書類等は会社や物件によって異なるが、下のような項目について整理しておくと安心です。また、入居者だけでなく、連帯保証人についても細かい情報を求められるケースがあります。できれば事前に必要な情報を担当者に確認し、保証人のお願いをするときに教えてもらっておく様にしましょう。保証人が見つからない場合は、保証人代行システムを利用できる会社や物件もあります。必ず探し始めるときに担当者に相談し、システムを導入しているか確認しましょう。なお、家賃の値下げや家賃発生日をいつに設定するかなど、契約にあたって交渉したいことがある場合も、この時点までに申し入れておくと良いです。
その2:申し込み金がいる場合は必ず預かり証をもらう
申し込みの際、申込金として1万円から家賃1カ月分程度を要求されるケースがあります。近年、東京都や業界団体では不動産会社に申込金はもらわないよう指導しているが、要求されたら、どのような目的で使われるのかを必ず確認しておきましょう。申込金は契約時に契約金の一部に充てられるのが一般的です。もし申込金を預ける場合は、キャンセルした場合には戻ってくるのかを確認し、預ける期間(審査終了まで、契約時まで、など)、預かる会社名・担当者名などの入った「預かり証」を発行してもらいましょう。
申込書の記入項目(例)
- 申し込み本人の情報
氏名、年齢、住所、電話番号(日中連絡が取れる番号。携帯電話でも可)、Eメールアドレス、勤続年数、年収など - 申し込み本人の勤務先の情報
社名、住所、電話番号など(必要に応じて事業内容、社員数、設立年月、上場の有無なども) - 他の入居者の情報
氏名、年齢、申し込み本人との続柄、勤務先、もしくは学校名など - 連帯保証人の情報
氏名、年齢、住所、電話番号、勤務先名、勤務先の住所、電話番号、申し込み本人との続柄、年収など
その3:入居審査中は契約に必要な物を準備しましょう
入居審査とは、申し込み本人が家賃を払い続けていけるかなどを確認しましょう。提出した申込書などをもとに、大家さんや審査機関に判断してもらいましょう。入居審査には2日から1週間ぐらいかかるので、この期間に必要な書類を用意します。右に挙げた例のように、役所に出向かなければならない書類などもあるので、事前に確認しておきましょう。また、契約時には敷金や礼金などまとまったお金が必要になることも忘れずに覚えておきましょう。契約が月の途中でも、家賃発生日から日割り計算した家賃と、翌月分の前家賃を支払うことになり、総額は賃料の6カ月分が目安といわれています。さらに、現在も賃貸住宅住まいなら退去予告をしましょう。現在入居中の部屋の契約書で「退去予告は○カ月前までに」との記載を確認します。退去予告が遅れると、前の部屋の家賃を支払う期間が長くなるので注意しましょう。
契約に必要なもの(例)
- 収入を証明するもの
(源泉徴収票または納税証明書)※申し込みの時点で必要な場合もあります。 - 印鑑と印鑑証明
- 入居者全員の住民票
- 敷金、礼金、仲介手数料、前家賃、損害保険加入が義務づけられた場合はその保険料
※事前に振り込む場合もあります。 - 保証人の同意書、印鑑証明
※後日、契約書に署名・捺印し郵送する場合もあります。